私はオープニングもエンディングも旧版のが好きですねー。
やっぱり今作はクローンがキーワードであるわけで、科学者たちがしてきたことのおぞましさを冒頭から感じられるのは旧版だと思います。
エンディングについては新版の方が前日譚であるプロメテウスからなるシリーズにも繋がるところがあり、全部合わせて履修するならトンマナ的にこっちの雰囲気のがあっているとは感じます。（プロメテウスはエイリアンの脅威より人間の愚かさや破滅、アンドロイドと共存しようとする人類の行く末に焦点があたっていると感じるので）
ですがクローンを含むリプリーの物語の完結と考えると旧版の方が合っていると私は感じます。私たちが見ることのない彼女の今後はどのような行く末なのか…普通に考えればあまり明るい想像が出来ない身の上なわけですが、希望を感じさせる美しい景色での終わりが未知という想像の自由を与えてくれるように思えます。
瓦礫の街での終わりじゃ方向性が決まったようなもんですからｗ
それはそれとしてエイリアンシリーズはなんかディレクターズカットみたいに出してくる新設定は大体気に入らないんですよね。
監督が違っても一応シリーズとして設定の筋は通ってたはずのものがディレクターズカットのせいで無駄に謎や矛盾が発生してしまってる印象。
