一見、B級風なので期待してなかったけど結構面白かった26歳こじらせ処女の成長物語。
人から見られるの気にしながらも、モテる気は一切ない、コンプレックスだらけでも性にはめちゃくちゃ興味あるというなかなかややこしい感じになっちまってる主人公。
この主人公の女の子は割とかわいいと思うので会社のおっさんに『あいつゼッテー処女だろ』とか言われるタイプではないのでそこんとこ違和感しかなかったけど、まぁそんな扱いされても明るくて前向き。
マッチングで出会った男性とのヘンテコりんな交流が個人的にシュールで好きでした。
そんでもってこういう映画において最強な田村健太郎くん!
いいねぇいいポジションで登場したね〜
2人のめちゃくちゃ自然なやりとりとかほっこりさせられました。
よくあるこじらせ処女のお話の中でもある意味一番本質ついてるのかも。
結局はこうしなければ!みたいな凝り固まった思い込みとか、私の〇〇がいけないから彼氏がいないんだ!とかそういう事ではなくて全てはタイミングだし、肩の力を抜いた方が
恋は知らぬ間に舞い込んでくるもんだよね。
主人公がちゃんと女子らしくなってく過程もとてもよく描けていて、結構最後までニヤニヤしながら楽しめる作品でした。