あきしげ

カウントダウン・トゥ・デスのあきしげのレビュー・感想・評価

2.5
WWEの映画製作部門が送り出すアクション映画。

良かった点。

・単純明快なストーリー
・肉弾戦が冴え渡る場面
・プロレスラーのカメオ

悪かった点。

・主人公は刑事じゃない
・内務調査官も雑になる
・ずっと強引すぎる展開

ストレートなアクション映画。
WWEが製作をしている作品。
だから試合も劇中に登場する。

WWEからアクション俳優を多く輩出。
・ドウェイン・ジョンソン
・ストーン・コールド・スティーブ・オースチン
・デビッド・バウティスタ
みんな第一線で活躍している売れっ子。

本作の主人公ドルフ・ジグラー。
残念ながらまったく知りません。
しかし、主人公という感じです。
荒くれ刑事にはピッタリの人物。

内務調査官にキャサリン・イザベル。
多くの作品に出演する実力ある女優。
最初は職務に忠実だったが後半は雑。
主人公に影響されて手順を無視する。

悪役は人じゃなくロシアという国。
アメリカではナチスかロシアが悪。
そのせいでなんだかフワフワする。
明確な敵がいないから今一つです。
やはり、悪役がいた方が楽しめる。

あくまでタイムリミットが敵となる。
そのワリに緊張感が伝わってこない。
ただ、時計をチラチラ見るだけです。
それじゃ危機感が伝わらないのです。

そもそも全体的に迫力不足です。
アクション映画特有の爆発がない。
前提としてそれを止めるのだが。
爆発のないアクション映画は微妙。
それを本作が見せているのです。
クライマックスで爆発があります。
まさかのCG処理で迫力がない。

もっと尖った部分がないと埋もれる作品。
あきしげ

あきしげ