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ぼくの名前はズッキーニのmomohideのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
3.8
445mark
レビュー4525人目。


大人たちが客観的に観る不幸が彼らにとっては一概に不幸とは言い切れない。


親がヤク中だったり虐待を受けた子どもたちが暮らす孤児院でのお話。
重い題材だが可愛らしいクレイアニメで作られたおもちゃ箱の様な世界観と全体的にマイルドな表現に留めているので観やすいです(原作はもっとどぎついらしい)
シモンがあっさり良いやつと判明するのはちょっと拍子抜けだが安堵した感じもある。
尺も丁度よし。

アル中でどう考えてもいい母親ではなかったはずなんだけど、
「ズッキーニ」と呼ばれること。
母親との唯一の繋がりを大切にしているズッキーニが涙ぐましい。


キャラクターの指が4本なのは何か意味があるのかな?(ナメック星人?)
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