悠

夜は短し歩けよ乙女の悠のレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
3.0
小説の浴びるような言葉たちをアニメでどう表現するのかという興味から鑑賞。

小説では現実のような夢のような光景が完全に主観で語られキャラクターの体験として刻み込まれる。
映画でも同じく延々と乙女と先輩の台詞が入るけど、その語りは体験を語られるというよりナレーションに近い。次から次へと展開していく光景を外から眺めている感覚だった。
デザイン・色彩的な魅力と騒がしく頓痴気な音で楽しめたけど、どうしても原作を知っている。語られる方が好みだった。
悠