スタジオジブリで学んできた米林宏昌監督と、西村義昭プロデューサーが立ち上げたスタジオポノックの初長編アニメ作品。
製作陣の8割がジブリに関わっていた人たちが作っていたことから、かなりジブリ色の強い作品となっている。
(ジャケと予告だけ見た時、ジブリの新作かな?と勘違いしてしまうぐらい。)
しかし、内容は正直「スタジオジブリの後継組織」と言うには時期尚早なのかな、と言う感じ。
ジブリのいいところを真似て、詰め合わせてみたものの、結果飽和しすぎて何味を楽しませたいのか分からなくなってしまっていた。
声優陣の豪華さと役とのマッチングは良かった。
スタジオジブリと言うパッケージと技術の凄さを痛感させられる作品だった。
これからのスタジオポノックに期待を込めて。