Rosso

いぬやしきのRossoのレビュー・感想・評価

いぬやしき(2018年製作の映画)
3.5
佐藤信介監督はアイアムアヒーローやキングダムはそこそこハマれたがデスノートは怒るレベルで雑だったから相性が読めないのですが、うーん今作も悪くないがそこそこな感じというか、うーん。
(原作やアニメは未見です)

まず冒頭の木梨憲武で掴みはバッチリですよね。
超可哀想。こんな仕打ち受ける可能性あるくらいなら僕は結婚しません。(きっぱり)

あとは佐藤健サイドの葛藤も(尺の都合でしょうが)あっさりでしたがしかしそこを色々と空想して脳内補完していくとこれまた可哀想だなと。
ここにもジョーカーがおったか...

アクションはなるほど確かに派手だねと楽しかったが、キングダムでもゲンナリした山場がもたついてテンポ感台無しな演出はなんとかならないんすかね...
そしてもう♀(メス)ホイホイとしか思えない上裸格闘シーンよ。
なーんかこう両者とも見え見えの感じがなんだかねえ(決して引き締まった佐藤健の裸体に嫉妬しているわけではない)

あとはしおんちゃん役の二階堂ふみふみね。
は、可愛いんだが?(怒)
この人こんな女も演じられるんだね。
ますます好きになっちまう。

終盤に向けて木梨さんが空中分解してる家族に「家にいろ!」とトレンド先取りの如くステイホーム呼びかけててちょっとゾクっとした。
常識人は危険を恐れて家にステイする異常事態がすぐ先に現実世界で起こるなんてねえ。。。

とりあえず新コロさんは、仕事でも必要な買い物でも何でもなくただ新宿を不要不急にほっつき歩いてる輩にはさ、佐藤健並みの「ばん!(瞬殺)」で頼みますよ。
”重症だがやがて治る“っつうのもまた医療従事者がその間ケアしなきゃで大変やし感染リスクだってあるわけだしサクッと行こうサクッと。
そしてまともな感性でちゃんとvs新コロしてる人類に対してはもうそろそろ許してあげてくれ...
(色んな自粛が苦しくなってきた若者の叫び)
Rosso

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