やっぱりエマ・ストーンの作品選び最高だわ。
ハリウッドで一番好きな女優さん。次の作品が気になる役者さんです。
ディズニーの中でも強めの個性を発揮してるクルエラ・デ・ビルの若かりし頃をテーマにした作品。
クルエラ誕生秘話的な感じですね。
良い意味でディズニー感が薄く、ひとつのノーブランドの作品として観れるのでとても面白いです。
1960年代イギリスのパンクロックをテーマに統一された世界観も素晴らしいですし、何よりBGMが素晴らしい!
音楽が結構重要なポジションを占めており、サントラも聴き応えあります♪
本作で一番好きなシーンが、憧れのデパートで下働きの下働きで働くも全然自分のやりたい事が叶わないエステラが、ストレス発散とばかりに深夜に酒瓶を片手に酔っ払ってウィンドウディスプレイを勝手にアレンジをしちゃうところ。
サントラ未収録なんですが、BGMにはナンシーシナトラの「にくい貴方」が使われており、これがぴったり!
あのあたりからギア入った感あるなー。
『アイ,トーニャ』の監督が本作を手掛けてるんですが、本人のモノローグで始まり進行していく演出は本作でも健在。彼の得意な描き方なんですね。
あと、ジャスパーとホーレスが良い味出してましたねぇ。
オリジナルシリーズだとあんまり旨味のないキャラですが、本作ではスポットライトをきちんと浴びせており、実は観客目線に近いキャラクターを任されてました。
色んなクルエラのビジュアルが登場しますが、クライマックスのパーティー冒頭でのビジュアルが一番カッコいいなぁと感じました。
あとポスタービジュアルがどれも格好いい!!
好きです。
物語展開も『マレフィセント』のような無理な感じはなく、あくまで悪役への布石をきちんとやりつつ、さらなる悪を登場させることで、きちんとカタルシスを産んでるあたりがすごいなぁと。
整合性よりエンタメ的な演出を優先した部分と、ふたりの母と自分のアイデンティティで揺れるクルエラの機微を少ない打ち手でキャラの深掘りをしているエマストーンの演技力が良い塩梅で融合した作品でした♪
オススメ!
問題は続編ですね。
噂はありますが、果たしてあるのか?!
ある場合はどんな内容に仕上げるのか気になります。
まだ描ききれてないとかが果たしてありますかね。