このレビューはネタバレを含みます
パンクとは
同日に観たアマプラのカミラカメロ版シンデレラが素晴らしく、やるならとことんって感じの突き抜けたポリコレと豪華キャストによるずば抜けたパフォーマンスで、結果的にめちゃくちゃパンクなお祭り映画に仕上がっているのを受け
この中途半端で凡庸なファッションパンク映画の残念感が相対的に強く感じられたのである🙏
ディズニーよなぜ出来ないことを無理やりやろうとする
元がかなりサイコなヴィランをモードでパンクでアナーキーに描くよって、
ディズニーには土台無理な話でした。~完~ って映画にしかなってない…
そもそもこれは映画である必要はあったのか？ジョーカー女版って言ったの誰？失礼ぞ？
これだけの俳優やデザイナー揃えてるのに、映画としてはいまひとつ壁を超えないまま、印象に残る演出も無し音楽も導入の時点ではいはいあれねと分かる程度に真新しさ無し
唯一の見せ場の衣装お披露目シーンはそれは良かったよ、ただほとんど予告編で見とる😂
その見せ場についても、そういう強く光る点はあるのにそれがまったく線で繋がってない。なんか目を引くシーンの間に微妙に思想を感じる長い映像挟まってんな~みたいな
衣装デザイナーに告発受けてた話題もあったけどまさにそういう、俳優やスタッフ個人の実力のみにおんぶにだっこな雰囲気が漂ってた
あとウォーレスとジャスパーいるかね
蛾からのファッションショーのシーンとか、一番華のあるシーンでやるなら振り切ってやれば良いのに、中途半端に視聴者目線の善意を担ったジャスパーの含みのある表情のカットとかノイズでしかなかった
ほーんと何がやりたかったんだ
観てる間ため息とあくびが交互に100回くらい出た。
これよりもゴシップガールとかマッドマックス観てた方が比べ物にならないくらいのときめき得られるよ
期待して週末の楽しみにしてた分本当残念~
