2019.1.11リバイバル上映にて
年明けて早々にとんでもないものを観た…と思った。
舞台は一応日本なんだけれど、
外国人監督が作ったからか、どこか変てこりんな日本。
アニメーションとは思えない綺麗な映像に、可愛くて可笑しなキャラクター、所々に観られる日本独特の滑稽で愛おしい文化。
迫力のあるBGMの和太鼓は、エンドロールで作曲に外国人の名前が。すごい!
登場する犬達がとにかく可愛い。
汚くて人懐こくて生まれつきの従順さがリアルで好きだ。
独特すぎる世界観で、一気に引き込まれてしまった。
技術的なことは分からないけど映像の質からとても高度なことをしているんだろうなぁ、と思う。
でもそれを上回るほどに、
手作りの感じ、愛情の込められている作品だという感じがする。
画面に散らばる小さなこだわりから見える、クレイジーさ、日本への愛、世界への風刺、物作りへの情熱。
ウェスアンダーソンもっともっと観たくなった!