「時間内に同僚を30人殺せ」という謎のデスゲームに強制参加させられたある会社の社員たちの姿を描いたサバイバル・アクション。
タイトルの通りにサラリーマンたちが互いを殺し合うというバトルロワイヤル映画。似たような設定の映画で「ゼット・ブル」という映画を観たことがある。その映画は凶暴化したサラリーマンが跋扈するオフィスで上層階を目指せというアクションコメディだった。それに対してこの映画はスリリングでしっかりとしたスリラー映画だった。どうせ最初から最後までサラリーマンが死にまくる何も考えずに観れる映画だろうと思ってたけど案外そういうこともなくて戦いを選ぶ者と平和を選ぶ者で分かれたり、人間の生死を決めることが出来る力をもった者が現れたりと終始アクションではなくそういったちゃんとしたサスペンス要素も強かった。終盤の大勢が一気に死んでいく場面はものすごく自分好みだった。「キングスマン」の終盤と似たような感じだった。このように、ただの脳筋バトルロワイヤル映画ではない面白い映画だった。
