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ヒトラー最後の代理人のmhのレビュー・感想・評価

ヒトラー最後の代理人(2016年製作の映画)
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安定の邦題詐欺。
アウシュヴィッツ強制収容所の初代所長の手記を元にした再現ドラマ。
処刑前にポーランド人弁護士(ユダヤ人ではないっぽい)が、インタビューを録音するというおもむき。
主人公はルドルフ・フェルディナント・ヘスでググると出てくるひと。ナチ党の大物幹部ルドルフ・ヘスが有名なので混ざりやすい。
彼が所長やってる間にユダヤ人250万人を虐殺したというのだからちょっと想像が追いつかない。そのあたりに迫っていくストーリー。
セリフを削っているせいで、推理ゲームみたいな鑑賞になってしまった。精神的に不安定になるプロットベタだけど好きだぜ。レクターとクラリスを狙ったっぽいけど、その目論見は成功してない。不倫とかはいらないと思った。
ユダヤ人問題の最終的解決とかチクロンBとかホロコースト関連のワードが登場するも表面をなでるだけなのでストレスたまる。もっと突っ込んで欲しかった。
いろいろ見てるひとには物足りない内容。
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