結構 簡単に運命変えちゃうし、ちょっとご都合主義が多かった気もしますが、純粋にラブストーリーだと思って観れば凄く良かったです。
ラストも綺麗に纏まった感じでした
タイムスリップものなのに今まで定義とされていた色々なルールに当てはまっていない所とか、突っ込み所は満載なのに何故かそれがあまり気になりませんでした。
脚本もだけど主人公のスヒョンを演じたキム・ユンソクとピョン・ヨハンの演技が良かったです。
このピョン・ヨハン、初めて見たのは｢未生｣だったけど、凄く印象に残る俳優さんでした。
これからも どんどん活躍して欲しいです。
ラスト、親友テホの粋な計らいで末期の肺癌だったスヒョンの運命が変わって、30年振りにようやくヨナと再開して抱き合う所で物語は終わります。
このテホを演じたアン・セハはいつも脇役なんだけど、作品には欠かせない存在になっているものが多いです。
だいたいが似かよったキャラですけど(笑)
このラストに多くの方が酷評されていますが、私はそうでも無かったです。
この映画はタイムスリップものだけど、どちらかと言えばファンタジーに近くて観ている側が魔法にかかったような気分になります。
少なくとも私はそうでした。
風船の中から顔を出したスヒョンを見た時もいつもなら絶対に｢は？｣って思うはずなんだけど何故かそう思わなかったです。
ここで２人が号泣でもしていたらドン引きしていたかもですね。
30年振りにやっと会えたね、って幸せな感じが凄く伝わって来ました。
恋愛もののハッピーエンドは基本的に嫌いなんだけど、この映画に限っては違いました。
初めての経験で自分でもびっくりしました。
