ロビン

エクストーション 家族の値段のロビンのレビュー・感想・評価

3.8
医師である主人公ケビンが妻と息子とカリブ海へバカンスへ。
そこでとんでもない目に合う話。
突っ込みどころもあるけど、個人的には掘り出しモノの作品でめちゃめちゃ楽しめた!

原題「EXTORTION 」
日本語訳を調べたら「ゆすり」の意味だと分かり大いに納得。
とにかく何回も「えっ、!!」っとなるシーンが多く、そして展開も早いので飽きることなくかなり集中して観入ってしまう。

主人公が島に取り残された家族の為に奔走するけど、次から次へどんどん災難が降りかかる。
(一難去ってまた一難)✕3状態!
とにかく不幸のオンパレードでジョン・マクレーンなんて目じゃない不幸な男。
次第に主人公は次にどんな災難に見舞われるのか期待してしまう、ドS的な感情が湧き上がる。

メカに弱い男ってイザって時にダメだね。。
あの時近所のお爺さんに芝刈り機の直し方聞いておくべきだったね。。
っていう自分もメカにかなり弱い。。

【ネタバレ】
  ↓



妻子を人質にして、身代金を要求するとはクソ野郎だと思ったけれど貧富の差が生んだ悲劇であり責められない。
現地人の彼等が来なければ死んでいた訳だし。
と思ったけど、主人公の船に穴開けて殺そうのした時点でやはりクソ野郎だなと。
しかしながら、彼には病気の娘もいたのね。。
病気の娘にお金が必要だったんだね。。

そして個人的にはあそこで、ヘリには来て欲しくなかった。。
結局三人とも助からなかったという無慈悲な結末の方がこの作品には絶対に合ってる気がする。。


 
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