是枝監督はそして父になるがハマりそうで最終的に肩透かしをくらいハマれなかったんだが、
万引き家族視聴前にやはり目を通したいなと思い準新作に落ちるまで粘っての視聴。
なるほど真相を求める推理モノや動機に愛や皮肉を感じるお涙モノでは全くないのね、なるほどな。
役所広司さんに尽きる。
本当にすげえな、彼のおかげで全く分からん。見えん。
なんかもう解明してえ知りてえみたいな意欲ごと根こそぎ落とされて彼にしか知り得ないことどうしたって分からねえし裁けねえわと厭世的にさえなる。
福山演じる重盛弁護士の描き方や自身の仕事に対する軸の揺らぎも痛快ね。
そして父になるでも思ったんだが、自他共に社会的強者と疑わない存在なのに敗者として彼を描くのなんなんだろう、好きなんすかね。そう感じるのは僕だけ？
満島真之介が僕ら目線で僕らの抱く え...？を代弁し顔で表現してたのも大きかったな。
神配役名演技で映画の完成度として高いなと純粋に思えました。
しかし推測や考察したい勢としてはモヤモヤが残るなあ〜
まあ全部役所広司さんのせいなんだがな。(褒め)
