りのあ

海底47mのりのあのレビュー・感想・評価

海底47m(2017年製作の映画)
3.6
ハリウッドエクスプレスで結構取り上げられていて、
全米トップオフィスでは初登場5位、
3週に渡ってベストテン入りしていたパニックムービーです。

リサとケイトの姉妹はメキシコに旅行に来ていた。リサは彼氏に「退屈な人だ」という理由で振られたばかり。
ケイトはリサを励まそうと夜中にクラブに行く事にする。
そこで知り合ったメキシコ人男性2人組と仲良くなり、翌日ケージダイビングに誘われる。
ケージダイビングとは、人間がケージに入って、水深5メートルの所で魚やサメを鑑賞するというものだった。
逆水族館という感じだ。
サメをおびき寄せるために餌を撒き始めたのを見たリサは、やっぱり怖いからやめたいと言い出すが、ケイトに写真を撮って彼に見せれば、退屈な人なんて言われないよ!と強引に勧められ、渋々潜る事にする。
ケイトはダイビングの経験があったが、リサは未経験だった。
いよいよケージが沈むことになり、
最初は綺麗な海の中、魚に大はしゃぎの2人は
潜って良かったーと喜んでいたのだが、
ついにサメが出てくるとその迫力に
やっぱり怖いから引き上げて欲しいとお願いをする。
ボートに備え付けられた巻き上げ機で上げている途中に、機械が外れてしまい
2人はケージに入ったまま、水深47メートルまで落下してしまうのであった…


サメだけのパニック映画ではなく、
水深47メートルのケージの中という怖さもあり、しかも酸素があまりもたない恐怖と
潜水病の恐れとで、姉妹が極限状態になるのがこの映画の見どころ。
ラストもそうきたかーという感じで、私は面白かったと思いました。

確かにサメに襲われるのは痛そうで怖いけど、
酸素が無くなって窒息死するのも苦しそうで嫌だし、
かといってケージから出て47メートルを
急に上がろうとすれば、脳を損傷してしまうリスクもあり八方ふさがりなのだ。
しかもちょっと希望が見えてきても、すぐにそれが打ち砕かれるという悲惨さ。

ロストバケーションを見たときも思いましたが、もう海には入りたくないよ(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
となってしまう映画でした。
りのあ

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