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聖ゾンビ女学院のはのレビュー・感想・評価

聖ゾンビ女学院(2017年製作の映画)
3.7
ゾンビで文明が滅んだ世界で、生き残った女の子達がゾンビと戦う教育を受けてゾンビと戦う話、と思わせて実は、って話。
映画としては全然面白くない普通のクソ映画なんだけど、設定がものすごく面白かった。

漫画のアイアムアヒーローで、自分が一番面白いと思い期待し、余裕でぶん投げ投げられた、「ゾンビに妊娠能力がある」という設定が軸になっていて大変興味深かった。
この設定もしっかり生かされ、筋書きとしてはかなり意欲を感じたし、その後の展開も想像が掻き立てられてかなり良かった。

「ゾンビに現実的な性質を一つだけ足して、一番怖いのは?」って事に対して、「妊娠できる」ってのがかなり怖いと思うんですよね。
アイアムアヒーローでは、「こいつらは何を産もうとしてるんだ?」ってセリフがあって、すげーこえーと思ったら投げ出しエンドしか産まれなかったわけですけど。
絶対許さん。

関係ないけど、書いてたら昔ネットで見た、「ゴキブリに一つ性質を足して、一番嫌なのは?」
って話思い出した。
一番嫌で感心した答えは「人懐っこい」。
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