こっふん

サマーフィーリングのこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

サマーフィーリング(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

2024年 197本目

・粗い質感の美しい映像に初っ端から心を掴まれる。優しい色合い、雰囲気が自分好みすぎる。切り取る風景が天才的にセンスがいい。控えめな優しい音楽。夏と喪失感ってこんなにも相性がいいんか。

・長回しも多く、間がすごくいい。喪失感、悲壮感がよく伝わる。

・大切な人を失った悲しみが生々しく、胸に刺さる。悲しみと向き合う描写がすごく自然。

・時間が解決してくれることもなく、簡単には悲しみを乗り越えられない。でも乗り越えなくてもいいんじゃないか。悲しみは付き纏うけど、それを背負って生きていく。人生。
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