このレビューはネタバレを含みます
喋らないし、シーツで表情も見えないのに、ゴーストの感情がどことなく感じてくるのが面白かった。
ゴーストの姿は、愛への執念というか…一種の愛に飲み込まれた姿のよう。
カメラアングルと丸端な四角形の映画では珍しい画角で、映画なのに写真を見てるようだった。ゴーストのように全体がたゆたうような映画。
もう一度観て、今回見えてこなかった部分を紐解いていきたい。
目の部分だけ穴の開いたシーツを被ったオバケという、シンプルなのにインパクトのある姿がちょっと不気味なんだけどキュート。1シーン1シーン、被写体として写真に収めたくなった👻
1ラストでゴーストがいなくなり、床に被っていたシーツだけが落ちている光景がすごく印象的で好きだった。
