このレビューはネタバレを含みます
🌙2025.04.16_147
シーツを被っただけの幽霊、こうして実際に動いているのを見ると可愛くも不気味にも見える。
一つ一つのシーンがとても静かで長い。前半の夫が死んだあとキッチンに座り込みながらパイを食べる妻、何か言うでも何か起こるでもなくただ食べているだけの映像が5分ほど続く。彼女の喪失感などを表しているのだろうが、それにしても長すぎる。というように長回しの映像がいくつか続く。そしてまさかのタイムリープ？系で面白かった。
花柄シーツの幽霊が消えた時、彼らは幽霊だから何もできないという気持ちが伝わってきた。とはいえ勝手にお皿を投げて割ったりとポルターガイストを起こすのは迷惑幽霊すぎるけどね。私が幽霊なら無賃乗車できるのを良いことに世界旅行に出かけちゃうのにな〜なんて呑気なことを考えた。地縛霊になってでも守りたい家だったんだろうね。
台詞や状況説明が少ないから色々考察しがいがある。
Mが残したメモの内容は何だったのだろうか。
