あおい

夜明け告げるルーのうたのあおいのレビュー・感想・評価

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)
2.2
この街が水で満ちる時、心が愛で満たされる…

「夜は短し、歩けよ乙女」の監督が作った人魚アニメ。音楽×人魚の組み合わせが新しく、ポップなイラストが可愛いが、そこまで面白くないというのが率直な感想。

◎ストーリー
日無町へ引っ越してきたカイは、父と祖父との3人暮らし。そんなカイは、音楽が好きで、いつかバンドでデビューしたいと思っていた。今日も、押入から出したシンセサイザーで演奏していると、その音を聞きつけた人魚が、彼の家にやってくる…

明らかにファンタジーなのですが、絶妙に現実とマッチしてる人魚のルー。そんな人と人魚の交流を、良い感じで描いてて、センスはいいと思う。

ただ、物語にあまり抑揚がなく、ずーっと淡々としてた。安定してるのはいいことなのですが、奇抜なキャラがいながら、突飛な展開が少ないと飽きてくるもので。

「夜は短し〜」然り、この監督の映画はキャッチーなイラストで惹かれるのですが、いざ観るとイマイチなのが多い気がします。

劇中歌にYUIの「fight」をチョイスしたのはナイスです( ^ω^ )
あおい

あおい