このレビューはネタバレを含みます
序盤★3 中盤★2.5 終盤★3
1本前に観た
『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』は
変わりたくても変われない
キャラの物語でしたが、
こちらはたまたまですが
真逆に少しずつ変わってゆく
少女ギリーの姿が微笑ましい佳作！🥺🥺🥺
気になるディテールの詰めの甘さ、
例えば「トロッター（K.ベイツ）さんは何故里親を始めたのか？」とか
「コートニー（J.スタイルズ）は何故ギリーを育てられないのか？」とか、
ある程度それぞれの理由（W.E.の事とかも）を推測はできますが
明確に説明されていないので
“状況（設定）だけの面白さ”
しか感じられなかったのが残念…！
あと中盤から終盤にかけてギリーの心境の変化も急で、
積み重ねのない分かりやすいものだったのも厚みはないかな…。
もう少し丁寧に物語を紡いで欲しいもんです。
そんな訳で
「そこそこ面白く琴線に触れるポイントはあるけど★2.5のスコアかなぁ〜…？」
っと思っていたところ、
トロッターさんがランドルフさん家のポーチで
ギリーに語った“人生観”の台詞にはポロっときた…😭😭😭
綺麗事や絵空事だけではなく、
人生の先達として素晴らしいお言葉!!!!!
変われない自分は
変わってゆく主人公の物語が好きなんだな…
っと少し自分を理解しました…！🤗
2019年353本目
