映像面に於けるスケール感はまさに「これが見たかった！」と言えるほど宇宙戦隊の肩書きに相応しいものになっているのだが、ストーリーがそれに追いついているかと聞かれると少し微妙。
全体的に駆け足過ぎるような気もするし、ゲース・インダベーの目的がケルベロスを手に入れることなのだが、ケルベロスを復活させるためのケルベロスストーンがチキュウにないのにわざわざゲース・スターをチキュウにぶつける意味って何…？ってなるし(裏切ったショウに対する報い、などいろいろ考察はできるが)。
あと、ロンブー亮が「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生！」の陣内智則と同じ下手な方の芸人ゲストだったのも残念だった。レイザーラモンは上手かったのに。
結果、全体的に中途半端なキュウレンジャーを象徴する映画となった。
