あきしげ

ハイジャック・ゲームのあきしげのレビュー・感想・評価

ハイジャック・ゲーム(2017年製作の映画)
1.5
時は残酷なり。

良かった点。

・小娘グリア・グラマー

悪かった点。

・デニス・リチャーズの顔面
・ドルフ・ラングレンの無駄
・工夫も何もない退屈な演出

飛行機で展開される物語。
サスペンスと相性が良い。
特にハイジャックは定番。

本作は王道を突き進む典型的な作品。
しかし、舞台が整うまで雑すぎます。
主人公の立ち位置も強引すぎる構成。
シリアスなのにギャグと思える展開。
しかし、まったく笑えない流れです。
思っていた以上に退屈な作品でした。

とにかく、語る事がほぼない。
演出や脚本の内容が薄すぎて。

本作の目玉は出演者。
デニス・リチャーズ。
ドルフ・ラングレン。
この二人の名前だけ。

デニス・リチャーズは顔面。
さすがに40代中盤の顔面。
完全に重力に負けています。
整形していないだけマシか。

ドルフ・ラングレンは扱い。
いつアクションをするのか。
ずっと待っていたが裏切る。
コックピットに座っていた。
それだけで出番が終了する。

そもそも主人公がデニス・リチャーズ。
この時点で期待できないは当然だろう。
ドルフ・ラングレンの悪役も微妙です。
つまり、本作は配役の時点で決まった。

唯一良かったのはグリア・グラマー。
最初から最後まで頑張っていました。
大役なので一生懸命演じていたはず。
でも、ただの小娘が頑張っています。
そんな風にしか見えなかったのです。

本作は誰も得しない作品でした。
あきしげ

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