なつめ

羅生門のなつめのレビュー・感想・評価

羅生門(1950年製作の映画)
3.9
日差しがきらきら光る山の中を疾駆する三船敏郎を観る映画(多襄丸は原作より野人寄り)。人は威圧するために大声で笑うんだな。

まああれくらいの認識のずれは起きそう、特に女は夫の目に本当はないものを見てしまったんじゃないだろうか。自立する方法がないのは辛いことだ、傷ついて立ち直ることさえできない。

画面にいるとどうにも味わいが深くなってしまう件、志村喬≒アダム・ドライバー説を唱えたい。
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