kamakurah

オン・ザ・ミルキー・ロードのkamakurahのレビュー・感想・評価

3.5
エミール・クストリッツァ監督、9年ぶりの新作。脚本・監督ばかりか自ら主演して中身の破天荒ぶりはさすが。この監督にリアルを望む観客は皆無のはず。愛の逃避行を、とにかく終始ヴィヴィッドな画面でこちらに投げつけてくる2時間10分。堪能しつつも、やや物足りない感あり。同世代の映画作家として敬意は払うが、足腰、弱り始めたかなという印象。マドンナはモニカ・ベルッチでなくてもよかったかも。

#オン・ザ・ミルキー・ロード
kamakurah

kamakurah