エミール・クストリッツァ監督作品初視聴。
動物たちが良い仕事をしている映画でした。
現実と非現実的な描写が上手い具合に合わさってシュール。けっこう残酷な描写もあるのですが、軽快な音楽や場面作りで重くなりすぎない作りになっているのは凄い。世界観が独特すぎてクセになりそうな作品でした。
冒頭の時計のシーンや、血を浴びるアヒルなど、一体何のためのシーンなんだ?と思いながら見ていましたが、銃弾がバンバン飛び交う中、卵を割り続けて仕事をする男性達など、日常の中の生死をオブラートに包んで映像にするのが得意な監督なんだなぁと思いました。
エミール監督の作品は初めて見ましたが、他の方の解説を見ているとこんな映画が多いんですね。
他の作品も見たくなりました。