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ウーナ 13歳の欲動のmasaのレビュー・感想・評価

ウーナ 13歳の欲動(2016年製作の映画)
4.0
戯曲を実写化したドラマ。
13歳のときに親子ほど歳の離れた男性と恋に落ちた女性が、およそ15年ぶりに対面する姿を映す。

隣人で父親の友人だったレイ(ベネディクト・アンドリューズ)と愛し合っていた13歳のウーナ(ルーニー・マーラ)。一人の男性として真剣にレイを愛していたが、彼は少女と関係を持ったとして逮捕され、4年間服役することになる。その後、刑期を終えても町に戻ってくることはなかった。そして15年が過ぎ、レイを忘れることができずにむなしい毎日を過ごしていたウーナは、彼の所在を突き止める。

新宿カリコレ2017で観賞。
レイの職場の休憩所、倉庫での二人の白熱の演技合戦は素晴らしかった。ウーナのどうしてもレイを忘れられない心の機微を見事に演じている。そしてエロチックだ。
レイは自分を本当に愛していたのか、それとも単なる小児性愛者なのか、確かめたいウーナ。

ルーニーマニアにはたまらないでしょう(はい自分です)。
ストーリーはモヤモヤ感もあるが、観る人の解釈で楽しめれば。

ウーナの少女時代役のルビー・ストークスが素晴らしかった。
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