アカンベーダー

SING/シング:ネクストステージのアカンベーダーのレビュー・感想・評価

4.3
日本では誰が吹替えやるかが話題になっているけど、洋楽好きとしてはU2ボノに声優が決まったときから大画面で体感するのは字幕一択!世界トップのロックバンドですから!U2愛してますから!!

予告編で日本語版は歌詞まで日本語に置き換わってたのは相当抵抗あるな。原曲の美しさが…どうしても「みんなの歌」みたいな仕上がり。むずいよな、翻訳家も。

アニメーション映画なので子ども向けのようにみえるけど、選曲でわかる、これは音楽好き向けの映画だと。
前作の冒頭では「ゴールデン スランバー」をジェニファー・ハドソンが歌っていた。ビートルズの名曲を、アレサ・フランクリン役をこなした現代の歌姫が歌った。この映画、音楽へのリスペクト度が高いなと感じた。

今作のオープニングを飾ったのはプリンスの「レッツゴー クレイジー」!そしてエルトンの「Goodbye yellow brick road」(挿入歌で多分原曲)…なにこのゴールデンエイジ連打🤤

そして肝心のクレイ・キャロウェイの歌シーン…はぁぁぁぁぁぁぁもう良い声過ぎて泣きそうになる。普通のセリフのところも低音ボイスとライオンの唸りっぽい感じが渋おました🙏✨🦁

一曲しか歌わないのかーいって思ってたけど、今回U2がこの映画のために書き下ろした新曲「Your song saved my life」が帰りのバスのシーンでかかってました。はーお耳の肥やし!!👂👼

正直ボノのシーン目当てで通常料金でも構わず映画館で観たけど、ちゃんとストーリーも面白くて楽しめました。
…音楽寄りの感想になってしまった。