アントワーヌ・ドワネルもの最終章。
まさに最終章らしい構成で、
今までの作品のシーンがパッチワークのように繋がれ、ドワネルが出版した小説をなぞらえながら、軌跡を辿っていく。
ドワネルがかつて恋をしたコレットとの再会、
ドワネルの妻クリスティーヌとの離婚、
ドワネルの現在の恋人であるサビーヌとの恋愛も代わる代わる描かれる。
とにかく、本作含むシリーズ5作品を一気見して良かった!と心から思った。
トリュフォー特集上映に感謝!
過去作のシーンがたくさん出てくるから、
「あ、これさっき観たシーンだ」ってなるのが楽しくて仕方なかったです。
30代半ばを超えても、なかなか大人になれないドワネルだったけど、
ラストはいい感じに収まって良かったんじゃないかと思った。
彼が大人になれたのかは別として。
エンディングの演出と曲が最高だったな〜〜