nanami

哀れなるものたちのnanamiのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
セックス、食べ物の美味しさ、哲学、奴隷や飢饉が蔓延る現実、娼婦、社会主義、そして医学。
短い期間の中で三大欲求から社会情勢、この世界での女性の扱われ方を身をもって知り、自己の成長へ繋げていく。

ベラが哀れなるものにならず、理知的な人間に成長する事ができたのは、
苦境に立たされても折れたり人のせいにせず、
むしろ自分の成長のために利用しようという強かさがあったから。

自分の選択を信じて、したいように生きる。
それが自由な生き方だと思うし、そう生きたい。
周りの人の成長にも橋をかけられる人になりたいなと思った。
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