「別れのまなざし」のラストに持っていかれた。
フィルムの中の記憶や記録は半永続的に残り続け、数十年・数百年の時を超えて誰かの心を呼び覚ましていく。
フリオの記憶が戻ったのかは分からないが、彼の心の中の何かを呼び覚ますことは出来たのだと信じたい。
あと、ビクトル・エリセの半自伝的な話でもあるというレビューを見たので、
エリセのことをもっと深掘りしてから観れば良かったなと思った。
あとコンディションを整えて観なかったのも後悔。笑
もう一度観たいと思ったし、映画の可能性とパワーを感じられる作品だった。