Epi

サスペリアのEpiのレビュー・感想・評価

サスペリア(2018年製作の映画)
3.8
前作、覚えておらず。
リメイクも単なるバレエ団を舞台にしたお決まりホラーかなぁ、だったらレンタルでいいか、と思っていたら。
ティルダスウィントンが重要な役割で舞踏団もの、ナメて観たらとても良かった、と舞踏好きの周りの声がしたので、もう上映期間もあまりなさそうないま、慌てて劇場へ。
結果、観てよかった。
いろいろインスパイアされた。
ティルダの有り様は、まんまピナ バウシュで舞踏団もそれっぽく。時代設定も舞踏好きにはたまらない感じで、西ベルリンの曇った寒い感じがまさに!という感じ。
ジェンダー的なところや東西冷戦、ベルリン分断など入れ込みすぎなところはあるにせよ、舞踏シーンと寮母たちの騒がしいおしゃべり、そしてオカルトが組み合わさったところが、肌合い的にとてとよく。
「ウィッチ」や「ヘレディタリー 継承」にも通じる禍々しさを感じた。
Epi

Epi