どことなく知的な雰囲気が漂う“ガブリエル・バーン”が好きで、待ちきれずレンタルした作品。予想以上に面白かった。
あまり評価が高くない“ダイヤモンド・スカル”が初見で“シエスタ”で共演した“エレン・バーキン”と結婚していたことも後から知った。
若い頃はミステリアスな役柄が多かったが年を経て渋さが加わり、“良き父親”“悪魔”“犯罪者”“刑事“等、多彩な役柄をこなす中堅どころとなった。
「ハイヒールを履いた女」は“シャーロット・ランプリング”と共演している。
若き日の彼女はとても美しかった。
なのに、それを売りにせず汚れ役やセンセーショナルな役に果敢に挑戦していて驚いたものだ。
最近は若作りとは無縁の老醜を晒す役柄で女性の内面を痛々しく演じて評価が高い。
作品がサスペンスなので、何を書いてもネタバレになってしまいそうで怖い。
若い頃の細身の体型そのままに颯爽とスーツを着こなし、ピンヒールを履いて凛としていて素敵だとだけ書いておこう。