スワヒリ亭こゆう

嘘八百のスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

嘘八百(2017年製作の映画)
1.5
今度、続編が公開されるらしいですね。
この映画の存在自体をあまり知ってなかったのですが、Amazonプライム・ビデオで配信されていたのもあって観てみることにしました。


古美術商というのは改めて胡散臭いなぁと思いましたね。
素人に対して知らないのを良い事に適当な値段を言っておいて安く買い取り、店では何桁も多い値段で売る。
これがまかり通るというのは怖いですね。

僕はこの映画を観た時に真っ先に落語の猫の皿を思い出しました。
勿論、オチは違うんですが何となく、この手の話は猫の皿を思い出してしまいます。
勿論、猫の皿はよく出来た噺ですから、比べると本作はショボいですけども。

中井貴一の役どころですが、古美術商として民家の蔵を見て掘り出し物があっても知らん顔をして安物ばかりと嘘をついて、掘り出し物を安く買いそれを高く売る。
これって詐欺とは違うんですかね?
詐欺まがいのことをやってるのは良いけど店名の名前が獺ってウソが名前に入ったらダメでしょう。
そこのセンスの無さが、本作の出来の悪さに繋がってるんでしょうね😅


佐々木蔵之介は贋作を作っている陶芸家。
仲間と手を組んで掘り出し物に見せかけて、贋作を売っている。


登場人物が全員、悪党なんですね。
その割にストーリーはゆるいです。


レビュー書くのも重いですね…
レビュー書いてて楽しくない作品はやっぱりつまらないという事ですね。
続編があるのが不思議ですね。