最初に言っておきたいのが
純愛ラブストーリーでもなければ
キラキラ青春映画でもない。
リアルが詰め込まれたヒューマンドラマです。
もっと言うと
人生そのものくらいの重さあるので、
感情がとんでもなく揺らぎます。
私ね、2回観たんですよ。
初観賞後のきもちは
「衝撃的。悲しい。つらい。」で放心状態に。
衝撃レベルはここ最近でぶっちぎりの一位。
あまりの悲しさに、
レビューを書く気力すら湧かずにいて数日離れたんだけど
どうしても記録に残したかったので、
覚悟を決めて再鑑賞。
（覚悟決めなきゃ観れないくらい辛かった）
2度目の観賞後は
「美しい。儚い。尊い。」
こんなにも気持ちが変わるかって衝撃もありながら
2回目にしてタイトルに納得できたので、
やっとレビューが書けているという訳です。
ここまでレビューを読んでくれた勘が鋭い方はお察しの通り。
是非とも2回観て欲しい作品なんです。
ものすごく繊細で、
穏やかで心地がいいんだけど
張り裂けるほど痛みが心の奥までダメージを受ける。
このギャップが
衝撃的なことが当たり前のように起きる現実に近いなと思えた。
当たり前に思っていたことがある日を境に
当たり前とは言えなくなることもあったりするよね。
本当に辛いんだけど、
どこまでも美しくて尊くて、私は大好き。
ひとつだけガッカリしてしまった所が
エンドロールの〇〇に捧げる〜ってやつ。
いろんな憶測を立てられる終わり方で
余韻ひたひたのところに
あのエンドロールですごく固められる感じが少し悲しかった。
だけど、これがなかったら
もしかしたら現実世界に戻ってこれてないレベルで
感情持っていかれてたのである意味良かったのかも？
しばらく放心状態なるのを覚悟で見て欲しいので、
映画の後に大事な予定を入れるのはお勧めしません。
1人で観ると浸りすぎてしまうかもしれないので注意ね。
特に深く考え込んじゃう深夜とか、
ブルーな気持ちの時に観るのも注意！！
まだまだ書きたいことはあるけれど
再鑑賞して余韻に浸った時に
また楽しめるようにこの辺で留めておこう。
生涯リピート間違いなしの作品！
ちゃかコレクションに仲間入りです。
