このレビューはネタバレを含みます
良かった。
人類が滅亡したと思って目の前の孤独に適合してきた所で、人がいることを知ってしまい、前のようには孤独と共存出来なくなった男の話。
人とのつながりを知った上で、それをなしで生きていくことは、社会的にだけでなく、個々の内面的にも不可能なことなのかも。
感じたのは、
悲しみとか寂しさとかの感情が無い方が良いって思うのは、反対に楽しさとか嬉しさがあるからで、、
そのそれぞれの思いに、個人で良し悪しを付けないのが良いよね。
楽しい時も、楽にはいかない時も、全ての感情を受容できて味わうことの出来る感性が欲しいなぁ。。