このレビューはネタバレを含みます
東京は格差ごとに住む世界が棲み分けされてるって、自分の経験を振り返ってもそんな気がする。
自分の周りにも、自分よりもお金持ちな家もあれば、その反対もあるんだけど、見える世界には限りがありそう。この映画で出てくるような貴族的な人たちには、自分は会ったことがないのが、棲み分けされていることの裏付けに感じた。
田舎でも、都会でも家の縛りはありそうというメッセージを受け取った。家を継ぐことが最優先の人生が1つにはある。けど、それから離れて、独身でアーティストになったり、友達と起業する道もあるという対比だった。ただ、後者の道を取った人たちが本当に自由なのかという部分が、すっと入って来なくて考えて見たくなった。対比の中では、自由に振る舞い、好きなことを好きな人たちとするという風に見えたんだけど。
それで言うと今の自分も生き方的には自由な方に分類されそうだが、心からそれを感じてないので、あれってなっているのかも。ただその違和感が何か特定されていないなぁ。
と、いろいろ考えさせられる映画だった。