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イット・カムズ・アット・ナイトのtsuyocinemaのレビュー・感想・評価

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ポール一家は夜になるとやってくる正体不明の「それ」から逃れるため、森の中の一軒家に隠れ住んでいた。そんなポール一家のもとに、ウィルと名乗る男とその家族が助けを求めて訪れてくる。ポールは「それ」の侵入を防ぐため、夜は入り口の赤いドアを常にロックするというルールに従うことを条件に、ウィル一家を受け入れ、同居することとなる…

正体不明の何かに脅かされる人間の慎重をきするが故の猜疑心つのるホラーというジャンルがあるが、コロナ禍にいる我々はこのジャンルを対岸の火事に思えなくなってしまった。
そして、対岸の火事でなくとてつもない嫌だ味とリアリティをもって本作は実生活でのifを想像してしまう作品だ。
コロナがより感染力が強かったら…ロックダウンせざる得なくなってインフラや食糧が枯渇してきたら…嫌なあるあるを想起させます。
音響効果も嫌だ味を増幅させる効果が凄い。
人間の猜疑心は本当怖い…
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