ドラマ『イノセント』のせいでスペイン・ミステリー熱が再燃。
気持ち悪いけどスタイリッシュなオープニング・クレジットに心が躍る。
オシャレなマドリードの街角を歩く人々の日常、バルでのほんわかしたやり取りから一転、急に放り込まれる非日常。この流れが素晴らしい✨
エッ?! 何? 何が起きてるの? というパニックからの疑心暗鬼。バルに閉じ込められるはめになったクセ強めの人々の、極限状況における行動が面白い。
『気狂いピエロの決闘』『刺さった男』などのアレックス・デ・ラ・イグレシア監督。
ちょっとだけ予想の斜め上をいく展開と、そこはかとなく漂う哀愁、ハラハラとした緊迫感のある中、どこか間の抜けた雰囲気が好き😂
狭い排水口の穴に入るためのヌルヌルオイルプレイとか、手を火傷したおばさんの包帯グルグル巻きとか、笑っちゃうって🤣
平均スコア低いですけど、私はかなり楽しめましたよ。
一つ問題を乗り越えたと思ったら、また一つ別の問題が発生し、常にハラハラと飽きさせない。ただ、真相が見えてこない前半のほうが面白いです。
まるで世界の縮図かのような、皮肉めいたラストは衝撃的で秀逸。
それにしても、このジャケ写と邦題のサブタイトル考えた人、映画の中身ちゃんと観てないほうに100万点🙋♀️
もしくはあからさまなミスリード。期待と違う展開が低評価を生む理由の一つかと😢