こしあん

ザ・マーダーのこしあんのレビュー・感想・評価

ザ・マーダー(2011年製作の映画)
3.7
『レイ・リオッタ元カノ連続猟奇殺人!暴かれる100人リストと過去のヒミツ。あのヒトもこのヒトも?!』

クリスチャン・スレーター目当てだったけど、ちょっと嫌味なFBI捜査官ってだけで、そんなに出てこないし普通だった😅
渋くてカッコよかったですが、贅沢を言えばもっとクセのある役が見たいなぁ。

とにかくこの作品は「レイ・リオッタ100人斬り」。これ以上でも以下でもない😂

刑事の主人公が、過去に関係を持った女性が次々と殺されていくのだけど、その対象者はワンナイトを含めて100人以上。レイ・リオッタにそれは無理があるわぁと思いますが、いや、待てよ。意外とこういう男くさくて自信満々で強気な人のほうが、そういうのあり得るな、と妙に納得してしまうのがレイ・リオッタのアニキなのである。
中には20年以上前の人もいたりして、誰にも話してないはずなのになんで知ってるんだよ、コワッ😱ってなる。これ実際あったらめちゃくちゃおっかない。

聖書×サイコ・ミステリーって感じで、たぶん『セブン』に憧れて作ったんでしょう。
平均スコアが低いので期待してなかった分、けっこう楽しめましたよ。犯人と主人公の関係性や動機など、なるほど!でしたし。
脚本は面白いけど、演出とかがちょっと古めかしくてパンチに欠けました。まさに2時間ドラマっぽい作品😁 

主人公夫婦ふたりのキャラがいまいち好きになれなくて、イヤ、あんたらのせいでけっこうな犠牲者出てますけど……なので、後味はやや悪いです。

しかし、レイ・リオッタとクリスチャン・スレーターの競演、こってり感がすごい😂 マニアにはたまらないと思います。
こしあん

こしあん