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きみの鳥はうたえるのレクのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
4.6
青春の終末と人生の幕開け。‬

書店でバイトする"僕"と同居する失業中の静雄、"僕"と同じ書店で働く佐知子。
夜通し酒を飲み、踊る。
そんな‪三人が織り成す美しく眩い"ひと時"の多幸感を転覆させる"一瞬"の残酷さ。

空気のように透けていく感覚、儚く消えゆく匂いの体感。‬
‪目に映るもの(客観的視点)が切り取られた"時間"の変化から"僕"の心の変遷を掘り起こす傑作。
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