Lily

ハウス・ジャック・ビルトのLilyのレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
2.2
ダンサー・イン・ザ・ダークの監督、ラース・フォン・トリアーの作品ということで、まぁ私には到底理解できまいと思いながら鑑賞。
そして見事に理解できないw
流石にサイコすぎてどう解釈していいやら。
グロくはない、なくはないけど大したことない。
それよりも、倫理観とか...なんか人間らしさみたいな物が全て削ぎ落とされてた。
途中から見るのがしんどかった。そもそも面白くもないからなんだけど。
『普通』の定義はわからないけど、明らかに異質なものに人は大いに惹かれるか、まじでドン引くかのどちらかなんだなーと思った。
私は許容範囲広いと思ってたんだけど、この作品を受け入れられないので一般的な人間なのかもしれません。

あらすじも何もあったもんじゃない。
ただただ頭のおかしいやつが気の赴くままに殺人を繰り返しては、それを冷凍させて作品にしていく。
1億歩譲って、殺して作品にするってのはいい。でも動悸ゴミかよ。
サイコパスは息をするように人を殺すんでしょうね。
でもそんなのは理解できるわけもないし、つまんないのよ。
これは映画で、作品で、なにか意味がないとさぁ...こっちは見る意味ないわけ。
ただ殺人が好きなだけなら、派手にばぁーっと殺してるとか、そういうのがないとさぁ。
知らない世界を垣間見る、できない体験をする、そういうのを映画に求めてて。
ただ殺しました!いい感じに凍らせました!じゃ伝わらないのよね。
ジャックという人間にのめり込めなかっただけなのかもしれない。
あとひとつ言いたい。
家作るくだりがまじでなんの意味があったのかさっぱりわからん。
思い通りの家が作れないからなんなんだ。
技師と建築士は違うだのなんだのとか、なんの意味があったんですかぁああああわかりませぇえええん!!!!

はぁー面白くなかった。何も得るものがなかった。
ユマ・サーマンだけはまじでイラッとしたけどw
Lily

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