【儚くもありありと】
年末を飾るはラース・フォン・トリアーらしい静かで鬱っぽいホラー…。病んだ連続殺人鬼の"出来事"を淡々と見ていく作品
・第一の出来事
ちょっとブラックミラーっぽい?ジョークが効いてるし、サイコパスの衝動性が現れている殺人
・第二の出来事
顔面ドアップがキツい。アクション映画とかでは敢えて映さない"人の死に際"を画面いっぱいで見せつけられる。血みどろスラッシャーな感じはないが、静かな雰囲気が逆に鬱っぽくて気分が暗くなる
・第三の出来事
この辺りからもう主人公の思考が分からなくなる。芸術?とかも意味不明だしな。殺しの手法はより大胆に(テッドバンディを意識?)
・第四の出来事
映画祭での途中退場者が多そうな話。単なるホラー映画的な恐怖や苦痛ではない、ラース・フォン・トリアーの鬱節が刺さる
・DAIGOの出来事
衝動的でおそ松な行動、人の善意につけ込む悪魔の心理学、、サイコパスらしさが儚くもありありと表現されているエピソード。ナイスゥ