現代版人魚姫。
人間と人魚、女と男。
それらの狭間で心のゆれる人魚の物語。
人と出会い、人間に変身して、ストリップ小屋で歌い踊り人気を得た人魚の姉妹が、人間社会の中で揺れるさまを描く。
女性としての美しさ、人魚としての美しさに魅せられる。
彼女たちは人魚なので、人間の姿で全裸になっても、生殖器や排せつ器官は無い。
モザイクの無い股間の描写はある意味シュール。
や。人魚だからなんだけど。
人魚形態で泳ぐとき、尾の動きがイルカのように縦なのよね。
人魚はやはり生態的に哺乳類に近いのであろうか。
や。まぁ物語の本筋とは関係ないけれど、気になっちゃった。
何よりも、人魚姉妹の美しさ、かわいさが一番のポイント。
そして以外に綺麗に纏まっている展開に好感。
ストリップ小屋で歌う以外にも、そこここに歌とダンスが入り混じる、ミュージカルテイストも入った構成。
映画館。
観たかった回が満員で一本遅らさねばならなかったほど人気だった。
平日の昼間見ることの多い私、満席で観られなかったのは今回が初めて。