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ゆれる人魚のtsuyocinemaのレビュー・感想・評価

ゆれる人魚(2015年製作の映画)
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【ゆれる人魚】
80年代のポーランドを舞台に人魚姉妹の少女から大人への成長を描いたダークホラーファンタジー。
人魚の姉妹ゴールデンとシルバーが陸にあがってたどり着いたのはナイトクラブ。
蠱惑的な魅力のある2人は初主演で一夜にしてスタートなる。
人間世界にとけこむゴールデンとシルバーだったが、シルバーのバックバンドのベーシストとの恋で姉妹の関係はギクシャクする。
やがて2人の周りで残虐な事態が起こる…


人魚姫の物語をベースに恋愛による甘くもほろ苦い成長を描いてるだが「???」ミュージカル場面連発な何を見せられてるんだろう??映画だった。


心象風景をミュージカルにするのだが、そのミュージカル場面が学芸会レベルの安っぽさ。
しかも不要な長さ。

やりたいことはわかるんだけど、力量不足が否めない感じ…

でも共産主義化のポーランドのナイトクラブ、衣装は素敵だったのとナイトクラブでかかるノーウェーブ、フューチャーファンクやライブハウスのハードコア、結婚式の10年代以降のインディーポップなど、80年代には実在する音楽も、しない音楽も映画にマッチしてて良かった。

ナイトクラブの客のダサい盛り上がり盛り方も嫌いじゃない。
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