シギ

アンダーウォーターのシギのレビュー・感想・評価

アンダーウォーター(2020年製作の映画)
3.7

深海11000メートルの閉鎖空間で、
未知の生物に襲われるSFスリラー映画。

シャムシェイドのボーカルが、
パンツ一枚で95分間、
吹っ飛んでスライディングしてまた吹っ飛ぶジェットコースターアクションが堪能できます。

光の届かない、装備なしでは水圧1トンで身体がグチャグチャになる深海の恐怖と、

未知の生物に1人ずつ殺されていくモンスター映画の恐怖が同時に味わえるのはお得でした。

丸坊主の美女が未知の生物と戦うって、
もうエイリアンそのままやんけと思いますが、
パニック映画は細かいことはいいのよ!
95分間面白かったらそれでOKなのよ。

モンスターが毎回、急に襲いかかってくるので、暗くて静かな海底で、「来るぞ来るぞ、、、!」と、常に肩に力を入れて見ないといけません、結構体力を使います。

ラストの絶望感も最高やったね!
「うわ、おわった、、、」って思ったもん。
あんなもん出てきたら詰みですわ。

パニック映画では、極限状態での人間の汚さみたいな見所もよくあるんですが、
この映画に出てくる人達は善人ばかりで、
全員が誰かの為に率先して動けるので、
人間関係や裏切りにイライラさせられることなく、
怖さにだけ集中できて良かったです。

主人公が下着姿なわりに、お胸が残念だなぁと思っていると、最高のタイミングで登場人物が「ペチャパイ妖精」と言ってくれるのがスカッとしました。
シギ

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