ナンシーの大阪ガスのレビュー・感想・評価

嘘を塗り固めて人からの関心を引かなければ生きていけない彼女がそうなるまでに何があったのか。
それでも手に入れられた愛はあったのに、そこからも逃げ出してしまう彼女の諦めと自嘲の混ざったような不器用な表情に、どうか幸せになってくれと涙した。

余白と謎が多く、観る人によって解釈が大きく変わる映画だった。