なかなか面白かったが、後からリリースされた「ラルゴ・ウィンチ」(日本未公開)の続編だったとは観たあと気づいた。
巨大財閥ウィンチグループの亡きトップに息子の存在。
この息子が突然財閥を引き継ぐんだからそりゃメディアから何から大騒ぎ。
財閥引き継ぎどろどろドラマかと思ってたらさらなる展開があって良い。しかもサスペンスふう。
東京でも1館しか上映してなかったけど意外に面白かった。
そりゃ、端折ったり雑に感じるところもあったけど、フランス映画ながらハリウッドテイストなアクションとスピード感満載、複雑に絡み合う登場人物、どんでん返しまでは行かないもののラストもよかったんじゃないかなー。
主演のトメルシスレーは顔がエキゾチックで手足が長くモデルのようないでたち。
スタントはほぼ使わず、アクションに臨んだそう。語学力のほうもなかなかで、4ヶ国語を話すらしい。
「アントニージマー」(ツーリストのオリジナル)とジェロームサル監督作。