まさなつ

Ryuichi Sakamoto: CODAのまさなつのレビュー・感想・評価

Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)
3.5
なるほどタルコフスキーか!

雨、風、炎、川の流れ、木々の揺らぎ、鳥のさえずり、犬の遠吠え、、自然の中の音を取り込んで映像を紡ぐ監督。そういう音楽の紡ぎ方もあるんですね。音楽のこと分からないですが「レヴェナント」は大自然の中のちっぽけな人間の業を描いてたから、こういうアプローチが合うのかな?
ただ、個人的にはタルコフスキーの映像はさむなら「ソラリス」より「ノスタルジア」か「ストーカー」の方が、、とは思いました。

YMO懐かしいですが、坂本龍一と言えば、やはり映画音楽の作曲家としての顔が一番馴染みがあります。

戦メリのあのメロディ!役者としての演技は??でも、あの役があったからこそ、「ラストエンペラー」の役に声かけられ、音楽も担当することになってアカデミー賞受賞➡︎世界的な作曲家へ、、となったわけですからね〜。音楽は後追いで担当することになった?というのには驚きました。それであのドラマチックな曲ですから^_^

「シェリタリングスカイ」の逸話も凄い。あの曲も好きです。

彼の、社会や政治、環境問題への発言や行動は、これだけでは分からないですが、あのように影響力のある方が、「炭鉱のカナリア」のように少しでも早く問題ありそうと思うならば、どんどん発信していいとは思います。勿論、責任持ってですが。

3.11の被災地での戦メリ演奏がやはり一番盛り上がるとこでした。
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